Conjunto Domesticoの35年 選曲編(~2020年まで)

以下、初演年ごとに
曲名 /オリジナルアーティスト名(スタンダードといえそうなものは記載無), 取り上げたバージョン出典

1987 – 1990

初回ライブに投入した7曲。

Todos Vuelven /Rubén Blades
当初ホーンセクションのあてがないなかバンドが始まっていたこともあり、ホーンセクション無しで演奏できる曲という意味合いもあって取り上げていた。

Maria Cervantes /Tito Puente, Orquesta Del Sol
Maria CervantesはのちにOrquesta Del Solがライブでやっていたアレンジのモンドゥーノを追加。

Mucho Mejor /Rubén Blades
ChaChaCha曲として。最初期はGuitar若原が12弦ギターでソロを取った。

Pablo Pueblo /Rubén Blades
オリジナルとは異なり、ヒラ歌2コーラス目前の間奏など、Orquesta Del SolがHarajuku Liveに記録したサイズのまま演奏。エンディング前にClave合わせのため1小節足した。

Un Amor De La Calle /Héctor Lavoe
初期アルベルトの歌唱。のちにマーク近藤が歌い継ぎ「久峰のボレーロ」と呼ばれた。

Falsedad /Orquesta Tabú
女声カンタンテAquikoの最初の曲。他に取り上げた曲に比べるとかなりマニアックな選曲。

Lluvia /Son 14, Louie Ramirez y Ray De La Paz
初ライブのホーンセクションはTp2本だったこともあり、Louie Ramirez Ray de la Paz版で。

3回目以降で投入

Cantando Viviré /Latin Tempo, Orquesta Del Sol
3回目のライブ以降、歌手も変わりながら取り上げ、一時は毎回のライブのラストに演奏していた。
当初は初代PF水谷善朗がオリジナル間奏のリズムがつかめないことから、モントゥーノコード進行のままPFソロとし、その後にホーンセクションのリフを足していた。オリジナルの間奏ができるようになってからもホーンセクションのソロ回しを付けたり。エンディングや間奏の繰り返し回数はOrquesta Del SolのHarajuku Liveをそのまま。

1989年投入

Tu No Sabes Amar /La Misma Gente
1989年3月スクラッチにて女声カンタンテAquikoの持ち曲として採用。コロンビアのミスマヘンテを取り上げたバンドは当時日本にはいなかっただろう。

Soy Antillano /Luis Perico Ortiz
王道のニューヨークサルサが満載のPerico1985年作日本盤も出た「El Isleño」の中でも特に惚れ込んだ1曲。初演は1989年11月だが、ホーンセクションが入り、本格的に演奏できるようになったのは1995年以降。

1994 – 1999

実は冬の時代前から仕込み始めてはいたのだが、1994年になってホーンセクションが入り演奏できるようになってきた曲たち。

Desnudate Mujer /Frankie Ruiz
Frankie Ruizソロ2枚目で多分大ヒットしたであろう。曲構成としては平坦で歌手がよくないと成り立ちそうにない曲。「とにかくメジャーKeyの曲を」ということで取り上げたうちの一つ。それほどまでに初期選曲はマイナーKeyばかりだった。

Porquete Tengo Que Olvidar /Johnny Ray Salsa Con Clase
これもメジャーKey選曲の一つ。原曲はJosé Felicianoの有名曲をJohnny Rayがサルサカバーしたものでそこそこヒットしたらしい。ペルアーノ客もよく一緒に口ずさんでくれていた。

Miente Corazon /Johnny Ray Salsa Con Clase
アルベルトがPorqueteとともに、選定した切ない系の曲。

Melao De Caña /Oscar D’Leon
一番古そうな録音ではCelia Cruzのものがある。多分日本では一番知られているであろうOscar D’Leon「Co Dulsura」に収められた版。のちに間奏に入るCoroの位置を変えたり、ライブ版からいただいたものをつけ足したりの変化もあった。

No Me Paren La Salsa /Ray Barretto
アンコールなどでDescarga風にできるベースの曲として取り上げたが、PF水谷善朗が、かなり苦戦した。また、原曲FOのため、お手軽なエンディングをつけ足したのだが、合図がうまく伝わらず終われないことが多々発生。

1996年11月、なごやde Latinから投入

No Pierdo Las Esperanzas /Grupo Fascinacion
Grupo Fascinasionの2nd「Salsa Vice」2曲目。選定したアルベルトが仕切りに「青春のほろ苦い切なさ」と口にしていた。

2000 – 2001

2000年から投入。

De Nuevo Soy Feliz /Nati y su Orquesta
Mucho Mejorに代わるCha Cha Cha曲としてHyde提案。ベネスエラのNati y su Orquesta1985年の「Para Usted」に収録されている1曲で、1989年にOrqueata A La Genteでも取り上げていたため、ホーン譜面があったのが決め手。

Can’t Take My Eyes Off You /Frankie Valli, Conjunto Domestico Original Arrange
オリジナルのFarnkie Valliよりは、おそらくBoys Town Gang版で有名な邦題「君の瞳に恋してる」のMerrengueアレンジ版。1997年ぐらいからアルベルトが英子・淳子の曲としてMerrengueアレンジ案を持っていたが、本格化したのは1999年になってから。Chepito木内のアレンジ。打楽器隊だけのコンパルサ間奏に突入し、ホーンリフでMerrengueに戻るよいアイディアの展開だったが、演奏技量が問われた形。

Margarita /Johnny Ray Salsa Con Clase
Orquesta A La Genteをともに立ち上げた同志O氏が採譜したホーン譜面があったから、という安直な根拠でHydeが提案し取り上げたが、歌手面としてはなかなかに暴挙だった。初演時は、対バンのLos Borrachosといきなりの曲かぶり発生。のちにマーク近藤が歌唱。

2001年投入

El Cuarto De Tula /Truco y Zaperoco
マユミ提案曲。想定はBuena Vista版だった模様で曲名すらCandelaと称していた(Candelaという曲は別に存在している)が、iguchitoがTruco y Zaperoko版を見つけてきた。新舞子サルサフェスティバルVlo.3の初演時はエレキギターでソロを展開。のちにTresを購入。

Amor Entre Tres /NG La Banda
多分Chepito提案。新舞子サルサフェスティバルVlo.3初演。Chepito提案。バンド内では「エネヘ」とオリジナルバンド名で呼ばれていた。変化に富んだ難曲。

Ven Ven /Eddie Palmieri
Chepito提案。リトルワールドで初演。当初、イントロの一部フレーズをもたつかないようにChepitoが変更していたが、のちのマーク近藤歌唱時にはオリジナルに戻した。

2002 – 2003

2002年5月ミタムラーノ結婚披露パーティに投入。

Me Huele A Matrimonio /Grupo Niche
イントロからして結婚行進曲のタイトルまんまの結婚式ソング。同タイトルのアルバム収録分から、Con Cueldasというストリングス入りを収録したアルバム収録分は、イントロからヒラ歌に入る部分に半クラーベ増えている。
オリジナルの歌手はTito Gómez。 Hydeが、いつか投入をと狙っていた。
後年、30周年ライブでサクマーノへの結婚祝いサプライズでもイントロなどを使用。

Celry /SMAP, Conjunto Domestico Original Arrange
初演はその披露パーティでミタムラーノ当人歌唱。大須サルサフェスティバル、Bird、Domingo Salsaor、Little World、2004年7月Nudeでの結婚披露パーティ演奏依頼でも取り上げている。

Sonando /Maraca
Domingo Salsabor初演。あまりうまくできた記憶がなく2003年12月の岐阜Leonが最後の模様。

Los Zapatos /Salsa Swingoza
Saldeko2003初演。José加入のタイミングで投入となったLukky Castillo氏作歌唱の曲。のちに弟Juanの定番曲となった。

Confesion /Yumiri y su Hermanos
Saldeko2003初演の模様。このあたりの投入によって、キューバンサルサと紹介されるようになった模様。

Fuerza Gigante /Ray Barretto
Saldeko2003初演。CD化されたときになんと御大のソロ部分が削除されてしまったいわくつきの曲。のちにPfソロ部分がシンセソロになったことも。

2004

Una Mulata En La Habana /Adalberto Alvarez y su son
Adalberto Alvarez y su sonの有名曲。
José提案曲。初演は2004年7月Nudeでのパーティ演奏。当初予定になかったが、いただいたアンコールにこの曲でお応えした。
イントロのシンセフレーズをディストーションギターで入れてみたりしている(Kbヒロコ参加時はKb)。
豊橋スロータウン映画祭ではJoséがドタキャンしたためHydeとJuan交代で歌唱。

Mira Que Bonita /Grupo Chévere
Grupo Chevere/ChveRelaxから。チェピート木内提案。
原曲にないエレキギターでのオクターブカッティングや原曲ではシンセで実現されているカッティングもギターで入れた。そのためDejitoはCoroができなかった。

Sukiyaki0.5 上を向いて歩こう /坂本九, やまもときょうこ
2004年12月某シニアハウス初演。
2000年9月招聘ライブ時に出会って以来、いつかはやりたいと思っていた。
初演時は、イントロからヒラウタ部分をいただいてCoro-Cantaを削り、Dejito歌唱で歌詞も日本語。
同じスタイルで2006年11月キンダーホルトでも取り上げている。

2005

Bomba Carambomba /Cortijo y su Combo, Angel Canales
Juan提案・歌唱。
元祖Cortijo版(Ismael Rivera歌唱)Sonora Poncena版もあるが、取り上げたのはイントロの打楽器ユニゾンも印象的なAngel Canales版。
2015年5月 愛・地球博サテライト会場De La Fantasiaで開催のSister City Festivalが初演
当初は、バリトンSaxがおらず、イグチートがTbでやったりしていた。サルデコ2005ではかなぴーさんにバリトンSax参加いただいた。2005年10月豊橋スロータウン映画祭からサルデコ2007まで藤井氏がバリトンSax担当。2008年6月の58月が最後の模様

2006

Saliditas Contigo /Manolito y su Trabuco
José提案のManolito y su Trabucoのナンバー。
基本José歌唱だったが、彼がドタキャンすることがあり、記録ではJuan歌唱で演奏のほうが回数が多い。サルデコ2006初演からSaldeko2009まで。ペルアーノ兄弟休団とともに演奏しなくなった。

El Aguila /Manolito y su Trabuco
Juan提案歌唱のManolito y su Trabucoのナンバー。
Brake含め仕掛けが多い曲、Saliditas contigoとの2曲でTimba風Guiro修行ができた。
サルデコ2006初演から2009年7月Urbana Latinaまで演奏。この曲もペルアーノ兄弟休団とともに演奏しなくなった。

Sukiyaki1.0 上を向いて歩こう/ 坂本九、やまもときょうこ
2004年12月某シニアハウス初演の曲、サルデコ2006時にはバンドとしては一応フルサイズ完成していたが、肝心の女声歌手が不在なため、白壁さんに歌をお願いした
その後、ERKIOの参加での初演は2007年6月、瀬戸菱野団地
以降、サルデコ2011でERIKO y SHIHOキューバ録音版のSukiyaki2.0アレンジ採用までこちらの版を演奏。

2007

Por Telefono No! /Juan Carlos Alfonso y su Dan Den
Jaun提案曲。瀬戸菱野団地で初演らしい。
オリジナルではフェードアウトしていたエンディングに向けた部分を変更

Feo Pero Sabroso /Louie Ramirez
Jaun提案曲。Rincon Peranoで一度だけ演奏。

2008

2008年6月の58月初演は5曲。
Al son de Los Cueros /Sonora Carruseles
誰の案で取り上げたのか、定かではないが、ひょっとするとDejitoかも?
Sonora Carruselesのナンバー。
ペルアーノ兄弟もまともに歌う気がなく、はい。うまくいきませんでした。
58月一回限り。

Todo Tiene su Final /Héctor Lavoe
Jose提案歌唱後にマーク近藤歌唱
初演58月では、オリジナルHector Lavoe(Willie Colon)版のごとくPFソロを入れていたが、後にMarc Anthony映画「El Cantante」版を下敷きにホーンソロ回しに変更。

Se Me Canso El Corazon -Los Hermanos Moreno
Juan提案のLos Hermanos Morenoのミディアムテンポなサルサ。
当初Juan歌唱、ペルアーノ兄弟休団後ERIKO y SHIHOフロントでも演奏。
この曲もPianoとGuiroだけになるBrakeがあるが、そういうのがDejitoの大好物。

Perico Macona /Angel Canales
Juan提案歌唱のAngel Canales版。
怪しさ加減など好きな一djembe曲だったが、58月一回限り。

Idilio /Willie Colón
Juan提案歌唱のWillie Colónの有名曲。
イグチートのバリバリ音Tbが生きる曲だったが、ヒラウタ部分のハモがなかなか決まらず。
サルデコ2008でJuanが会場のペルアーノから無理やりアンコールを引き出し、会場から素性の知れないペルアーノを引っ張り上げてDuoにしたのはいいが、二人とも1emraを歌ってしまったり、二人とも2ndoを歌ってしまったり。。。

La Rueda /Celia Cruz, Orquesta La Solucion
Frankie RuizのOrquesta La Solucion在籍時の出世曲。最古と思われる版はCelia Cruzのものか?もとはランチェラの曲という説。
これのヒットにより後にFrankie RuizがTommy Olivenciaに引き抜かれ、複数のバンドをまたぐ玉突きとなったらしい。
ERIKO提案曲だったと記憶している。サルデコ2008が初演
のちにマーク近藤が歌い始め、マーク欠席時にはERIKO歌唱とダブルキャストになった。
メジャー曲でライブのオープニングに多用。かの井上夫妻には「Domesticoのテーマ」と認識されている模様。
Solucion版の間奏ではBataが入ってくる部分、DomesticoではGuaGuanco風を基本としているが、頭のIyaの低音が欲しいところ。2008年DejitoがConga担当時に、一時DjembeのBajoを使っていたことがあるが、マイクが低音を拾わず意味をなしていなかった。

2009

Mambo Inn(Inst) /Mario Bauza
Manteca(Inst) /Dizzy Galespi
いずれも2009年7月Ulbana Latina初演のLatin Jazz有名曲。
各ステージオープニングにインスト曲を配置したいという希望から。
Mantecaは完成度低く、この一回のみ。
Mambo InnはMario Bauza版を下敷きに、その後も演奏している。

Confio En Ti /Paulito FG, Explosion Habana
Juan提案歌唱。2009年7月Ulbana Latina一回限り。
Paulito FGの曲でオリジナルはさらっとしているが、当初配布された参考音源はExplosion Habana版で暑苦しい。

Bemba Colora /Celia Cruz, Haila Monpie
これも2009年7月Ulbana Latina初演。Celia Cruzの有名曲だが、Haila Mopie版にチャレンジ。前半の超速Rumbaパートが超絶困難。
2013年11月Cafe Macondoではフルート一管の小編成で、Celia y Titoの1988年斑尾ライブ版アレンジを下敷きにした。近い時期のTito共演版はこちら

Quitate De La Via Perico /Cortijo y su Combo, Rafael de Jesus
Dejito提案、マーク近藤歌唱。オリジナルはCortijo Ismael Rivera歌唱だが、採用はRafael de Jesus(Twice As Good)版。
サルデコ2009初演。TimbalはDejito担当。

Decidete /Conjunto Libre
ERIKO提案歌唱のChaCha。Conjunto Libre版を下敷きとしたが、Keyは歌手に合わせて変更。
2009年11月La Bohemia(旧Urbana Latina)初演。ここで2003年以来ペルアーノフロント無しとなった。

Sabor A Mi
ERIKO提案歌唱のBolero有名曲。
2009年11月La Bohemia(旧Urbana Latina)初演。

2010

Mango Mangüe /Celia Cruz, Chica Boom
料亭「か茂免」で行われた披露宴でのパーティ演奏が初演。
Chica Boom版をベースにしたが、間奏はCoro-Cantaコード進行で通し打楽器隊ソロ回しにしている。Coro-Cantaの2-3から3-2のエンディングに入る部分で、クラーベ勘定の関係からいったん半クラーベ足し、その後最終的に半クラーベ削る方向に変化した
基本ERIKO歌唱。ERIKO産休時はYuqui-lah歌唱。オープニングに使いやすい曲。

A Mi Manera
料亭「か茂免」で行われた披露宴でのパーティ演奏が初演。
Sierra Maestra(Salsa!サントラ版)をベースに、Adalbelto Arvarez y su Son版などの良い部分を寄せ集めた構成となった。
Bolero部分からテンポアップしてSonになるところでイグチートがTpソロ、Coro-Cantaのあとテンポを落としてBoleroに戻る。
Dejitoが勝手に2ndo Vozを入れていた。

Vengan Todos A Bailar /Rubby Haddock y su Orquesta
Dejito提案。ERIKO歌唱。Rubby Haddock y su OrquestaでYolanda Rivera歌唱の曲。
2010年7月得三が初演。もう一回サルデコ2010で演奏。
原曲ではLuis Garciaがソロ含め全編Cuatroを弾きまくっている。2003年に使っていたミニサイズ12弦エレアコにカポをつけ、それらしい(と思い込んだ)音で挑戦したが、出来はよくなかった。

Tres Lindas Cubanas
2010年7月得三のみ。

2011

2曲投入、いずれもサルデコ2011初演。(2011年ステージはサルデコのみ)

Despues de Todo /Los Van Van
ERIKO提案歌唱。Los Van VanでYeni 歌唱の曲。
走ってしまったり、冒頭のコーラスがなかなか決まらなかったり、ホーンがいちいち半拍突っ込んで入るなどなかなかな難曲。

Sukiyaki 2.0 ・ERIKO y SHIHO
従来のやまきょう版からERIKO y SHIHOのキューバ録音版へ衣替え。
2.0としているのがERIKO y SHIHOのキューバ録音版でKeyがB♭
2.0.1としているのは同アレンジでKeyがC
2.1としているのは後半にサイズを半分としたCoro-Cantaを追加したもの

2012

No Me Ames /Jennifer Lopez y Marc Anthony
2012年GWに開催の得三Live初演。
当時Bongo不在でこの時は対バンにトラで入っていたかっせちに当日お願いした。
JLOとMarc AnthonyのDuet曲をERIKOとマーク近藤でDuo。なお、これを演ったことで「マーク」の呼び名が始まった。
Bongo不在時に着手したこともあってか、当初からTimbal担当はDejito。
JLOのパートでインテンポになる部分、歌の出だしを聞いて、4拍目のTimbalの「カン」を入れるのが緊張の一瞬。
ゆったりするべき曲なのだが、この4拍目で後のテンポが決まってしまい、なかなかゆったりできなかった。
原曲ではTimbalとは別にフルセットのドラムが入っている模様なのを適宜組み込んでみたので、Bメロでクラーベが2-3になったところからベルとともにBDを踏んでみたりしている。
サビのマーク歌唱部分とJLO歌唱部分では、転調するだけでなくリズムパターンも異なっており、マークパートではカンパナとスネアのユニゾンがあり、Timbalにローピッチのベルを一つ足していた。また、間奏終わりヒラウタに戻るところに入るキメができず、音数を減らしたキメに変えていた。

2013

El Bodeguero
2013年11月Cafe Macondoにて小編成用に投入。

2014

2014年1月Armadillo初演は2曲。なお、このライブは集客がまったくできず、初回1987年11月自由学園短大学祭と並ぶ9名。

Yo No Me Parezco a Nadie /Bambleo
ERIKO提案・歌唱のBambleoの有名ドTimba曲。その後も幾度となく取り上げている。
本来どっしりと行きたい曲なのだが、どうしてもテンポが速まってしまう課題あり。
ヒラウタ部分などで美味しいハモリがあるのだが、出来ていないのも課題か?
余談だが、この曲、有名なのはTania Pantojaだろうが、Bambleo名義の録音でもTania前任のHaila Monpie版も存在しており、Hailaは自身のライブ他でも取り上げていて「さてどちらが真似っこなの?」状態ではある。ま、多分Hailaが先なんだろうな。

Un Puesto Vacante /Eddie Palmieri
マーク近藤提案歌唱。若き日のLalo RodriguezがEddie Palmieri楽団とがっぷり4つで残した一曲。
Coroが短く合図が出しにくいので次の展開に移るのが大変。
後にマーク欠席時にもERIKO歌唱で取り上げダブルキャストになった。

Toro Mata /Celia Cruz
2014年9月Vivela!Salsaツアー名古屋公演OAが初演。この年のメインアクトはEl Gran Combo de Puerto Rico。
2014年春にJuanito参加に伴い、夏にかけてJuanitoの伝手でホーンセクションを増強しつつあった時期でこの曲はTp二人のSolo合戦になった。マーク近藤欠席のため、TimbalはDejito。Bongoは当初岡崎君が日程的に危うかったこともあってYambeで出演のB君にお願いした。結局岡崎君は本番に間にあい、フロントでCoroとMaracasを担当。

2014年11月Saldeko2014初演は3曲

No Puedo Quitar Mis Ojos De Ti(Can’t Take My Eyes Off You) /Frankie Valli, Son GIESIKA
ERIKO、Shihoが参加していた女性SonバンドSon GIESIKAで取り上げた、ゆったり目のGuaGuancoで始まるオリジナルのサルサアレンジをベースにShihoがDomestico編成に合わせ再アレンジ。当初イントロからホーンセクションが入っていたが、のちにイントロから冒頭ヒラウタ部分の途中まで、打楽器と歌のみの構成に変化した。
リンク先動画は2015年5月。まだ変化前のもの。余談だが、この動画は2013年1月11日時点で視聴回数814回となっている。
なお、Can’t Take My Eyes Off You自体はメレンゲアレンジで2000年に投入していて、2001年新春以来。

Cantare Con Una Orquesta /Bobby Valentin
Bobby Valentin楽団Algo Excepcionalの一曲目。Pedro Arroyo作。
マーク近藤の本領発揮の一曲だが、マーク近藤が欠席のため、サルデコ2013時は、Orquesta de ごじゃる!からペチョラ氏をゲストカンタンテに迎えての初演だった

Libre Soy(Let it Go) /Conjunto Domestico Original Arrange
アナと雪の女王の主題歌「Let it Go」のShihoによるオリジナルサルサアレンジ。

Descarga Total/Maraca
2014年11月に開催されたイベント「Salsa Descarga」初演。同イベント・プレゼンタのTenor Saxアツシさんを迎えての文字通りDecarga曲として。Maracaの一曲。

2015

Noche Cubana
ERIKO歌唱のBolero。
Doc Quiseosさんとジョイントだった2015年2月15日今池ガス燈「キューバナイト」初演。

Cucala /Cortijo y su Combo, Celia Cruz
Cortijo楽団、Ismael Rivera歌唱のボンバがオリジナル。Celia Cruz版が有名かも。
Vivela!Salsa2015初演。
「簡単にしあがる曲」だったはずが、途中ボンバにするわ、Coroをライブ版にするわ、 他から別アレンジのマンボを持ってくるわで結局手のかかる曲に^^;)

Soledad /Son 14, Los Kimy
2015年5月Latin America Festival初演のマーク歌唱曲。
オリジナルはSon14の”La Soledad Es Mala Consejera”でSonora Poncena版もあるが、取り上げたのはLos Kimy版。
ちなみに、Los Kimyを知っていると犯罪者だそうです。
Son14版
Sonora Poncena版

Yo No Se Mañana /Luis Enrique
Luis Enriqueの有名曲。
2015年5月Latin America Festival初演の岡崎君歌唱曲。そのためBongo代打、初演時はDejito、サルデコFinalではアルマンディート小菅氏にお願いした。後に、2017年からナカーニョ歌唱でDejitoはギターを弾き、中盤はギター下げたままGuiro。
2020年2月小瀬澤祭時

2016

コムリートが名古屋勤務を終えるタイミングでRisaGozaを招聘して開催した2016年3月Plastic Factoryでの初演は2曲。
これら有名曲は、このときまで演ってなかった。

Timbalero /Sonora Ponceña
Timbaleroと名の付く曲は数々あるが、こちらは(特に日本では)中でも一番取り上げられているであろうPocena版。
マーク近藤提案歌唱。後にナカーニョ歌唱も。

Quimbara /Celia Cruz
ERIKO提案歌唱のCelia Cruzの超有名曲。
Vivela!Salsa2016時などは荒木先生達Salsa24のダンスとコラボ。

2016年7月「つくでの森の音楽祭 さぎ草コンサート」初演は2曲

Ladron de tu Amor /Orquesta La Solucion
マーク近藤提案歌唱。
この曲はもともと中南米でヒットしたメロドラマのテーマ曲らしく、原曲は暑苦しいおじさんが切々と歌うバラード。相当流行ったらしく、Louie Ramirez y Ray de la Pazコンビも取り上げているが、取り上げたのはOrquesta La Solucion版。マーク近藤の真骨頂発揮だが、彼も調子が良い時しか歌えない曲。

I Want you back /The Jackson 5, Tony Succar
ERIKO提案歌唱。原曲はJackson5、Michel Jackson歌唱の有名曲。当時サルサバンド関係者界隈で注目を集めていたTony Succarが取り上げた版で。Dejitoは10年ぶりにギターを弾き始めた(なお特に求められたわけではないらしい)。と言ってもイントロなどでのオクターブカッティングだけ。
2017 Cadena Latina Grandeでは主催バンドのRisaGozaさんと曲被りした。

Branca Navidad(White Christmas) /Orquesta De La Luz
Orquesta De La Luzのクリスマスアルバムに収録されていた版で。
オジキートの伝手でうけた某業界団体クリスマスパーティ初演。実は2015年からクリスマス営業用に仕込んでいてやっと日の目を見た。

2017(30周年)

Meu Amor é(ミ・アモーレ)/中森明菜
Orquesta Del Solがバックを務めた中森明菜「歌姫ダブルディケイド」版。
Dejito提案、参加間もないMimi歌唱で2017年4月覚王山春祭初演。サルデコ復活祭ではMimi欠席のためDejito歌唱(宴会芸だった)。

Mi Ritmo Llego/ Machito Orchestra
Machito Orchestraをバックに若きLalo Rodriguezが歌った曲。マーク近藤提案にして定番曲でもあるが、初演は2017年5月Latin America Festivalでマーク欠席ということもありERIKO歌唱(これもダブルキャスト曲)。

2017年7月Mr.Kenny’sでGuarapo de la Bombaを招いての「東名対決」ライブ初演は2曲。

女神 /井上陽水
言わずと知れた「ブラタモリのテーマ」by井上陽水。
初演時のみマーク近藤歌唱だったが、以降はナカーニョ歌唱。
Mimiがハモリを入れた。

Usted Abuso /Celia Cruz y Willie Colón
もともとブラジルの曲だが、Willie ColónプロデュースのCelia Cruz版で有名な曲。Andy Gonzalesに「クラーベがおかしい」とこき下ろされた。
ERIKO提案歌唱。初演時はヒラウタ部分でナカーニョが下パートを入れてみたが、後にERIKO一人での歌唱となった。
クラーベ問題は、結局3-2でスタートし、Brakeで3-2-2-3とするオリジナル通りのまま。この曲のBrakeもGuiroが楽しい。

No Vale La Pena /Johnny Rivera y Ray Sepúlveda
台風の迫る中参加したサルデコ復活祭初演、マーク近藤提案、マークとオセロドリゲスのDuo。
歌手が二人そろわないこともあったが、このベタな有名曲も、それまで取り上げていなかった。
なお、マーク近藤欠席のCadena Latina Grande2018ではニコラス松尾氏をゲストに迎えた。

Nadie Se Salva de La Rumba /Trio Matamoros, Tremendo Trio, Orquesta Tabaco y Ron
2017年11月3日Domestico30周年記念ライブ@得三で初演。
ERIKO提案、基本ERIKO歌唱だが、2018年11月 Good’n’coolでのみ、ヒラウタ部分で当時在籍の4名の歌手が交代で歌唱。
原曲はTrio MatamorosのSonだが、Ray Baretto, Celia Cruz, Adalberto SantiagoのTremend Trio版が有名。
提案当初は、Tremendo Trio版を想定していたはずだが、アレンジされてみると、イントロはTremendo Trio版であるものの、以降はOrquesta Tabaco y Ron版をベースとすることになっていて、さらに打楽器ソロはConga、Timbalとし打楽器ソロの間の間奏からTimbalソロを抜けるところまでTremendo Trio版にするという超大作になった。
なお、上記リンク動画は、1月14日10:30時点で再生回数1005回。この曲のBrakeもGuiroが楽しい。

The Beauty and The Beast /Conjunto Domestico Original Arrange
ERIKO提案歌唱。安城の小学校子供会クリスマスイベント演奏初演。
ディズニー映画「美女と野獣」の主題歌をShihoがBoleroアレンジ。

2018

かつてボストンからの帰国前に3回Domesticoのライブに参加したことがある「もっきん千恵ちゃん」鈴木千恵さん率いる変態トリオLatin Trio Project名古屋公演のOpeningActが初演は2曲。

Tema(Salsa) /Yuri Buenaventura
多分Shiho提案。オセロドリゲス歌唱。
映画「Salsa!」のテーマであるYuri Buenaventuraの一曲をショートバージョンでバンドテーマとして使ったが、後にフルバージョンでも取り上げた。

La Vide Es un Carnaval /Celia Cruz
Celia Cruzの有名Cumbia曲。提案はMimiだったか?Mimi歌唱。この曲でのナカーニョのCumbiaパートでのGuiroリズム、なまり方は素晴らしかった。

El Cantante /Héctor Lavoe, Pacific Mambo Orchestra
2018年4月末、2回目のMaharajaでの初演。
ナカーニョ提案歌唱。言わずと知れたHéctor Lavoeの名曲で、ナカーニョの当初想定は作者Rubén Bladesのセルフカバー版だったが、なぜかPacific Mambo Orchestra版となり、大変な難アレンジに。特に間奏の最後の打楽器隊のキメがなかなか定まらず得てして力業となった。昨今マーク近藤が歌い継いでいる。

Cachita /Charlie Aponte y Ayme Nuviola
Charanga名曲だが、ユーキさん提案は、Charlie AponteとAyme NuviolaのDuo。
オセロドリゲスとMimiのDuo2018年8月Cadena Latina Grande初演同年のVivela!SalsaではナカーニョとMimiのDuoで。
さらにMimi休団後はERIKOと男性陣でのDuoとなり、小瀬澤祭では、ERIKO姫とオセ×ナカーニョでの寸劇入りとなった。

Que Viva Chango /NG La Banda, Ricardo Salsa Club, Conjunto Domestico Original Arrange
ERIKO提案歌唱。Cubaの有名曲で、あちらこちらの版からの美味しいところを寄せ集めてのShihoアレンジ。
2018年8月末Vivela!Salsa OA初演。

Moreno Soy /Sonora Poceña, Diego El Cigala
Dejito提案、ナカーニョ歌唱。2018年11月good’n’cool東海サルサ振興会「レロライ倶楽部35周年」と銘打ったワンマンライブ「Fiesta Salsaでら名古屋」初演。
Mantequilla PeroさんではオリジナルのSonora Poceña版ベースだったが、こちらは、Diego El Cigala版で。なお、この曲は発表当時からいわくのあった曲のようで、Sonora Poceña版ではTito Gomezが歌っているのですが、極近い時期に発表されているBoby Valentin版では、Naci MorenoのタイトルでSonora Poceñaから移籍したばかりのLuigi Texidorが歌っている。どちらもFrancisco Alvarado ‘Chalina’作の同じ曲を数週間の差で録音したのだとか。

2019

3年連続となったCadena Latina Grande2019での初演はDejame Sonar, El Negro Bembon, Cuando Cuando Cuando, リバーサイドホテルの4曲一挙投入。

Dejame Soñar /Tito Puete cantan Tony Vega
オセロドリゲスがいるうちに!とLos Borrachosでの定番曲をDomesticoでもやってしまったもの。
2022年からマーク近藤が歌い継いでいる。

El Negro Bembon /Cortijo y su Combo, Celia Cruz
ナカーニョ提案歌唱。Celia Cruz版のKeyをナカーニョに合わせて変更原曲はCortijo楽団、Ismael Rivera歌唱。

Cuando Cuando Cuando /Tito Rodriguez, etc
ERIKO提案歌唱。
Engelbert Humperdinckでヒットした。もとはイタリアの曲らしく、表記もQuando Quando Quandoのほうが正しいか?
Shihoがいろいろ美味しい音源を参考にオリジナルアレンジ。後半にPilon部分を挿入し、荒木先生に振り付けいただき、初演時はアッキー、VivelaではSalsa24+アッキーで盛り上げていただいた。
前半のベースになったであろうTito Rodriguez版はこちら

リバーサイドホテル /井上陽水, Alberto
提案はShihoだったか?オセロドリゲスだったか?
オセロドリゲス歌唱、原曲はもちろん井上陽水のあの曲。アルベルト城間版をベースに、Guiroが美味しいGuajiraで。
Dejitoとしては原曲よりももっとテンポを落とし、さらに途中のBrake以降さらにテンポを落としたかったのだが、あまり賛同は得られなかった。

Indestructible /Ray Barretto
2019年8月Vivela!SalsaOA@Diamod Hall 初演。マーク近藤提案歌唱、さらには場合によってはTimbalソロにもマーク近藤。
Ray Barrettoの有名曲で、巷ではペルー国家警察音楽隊(Policia Nacional)の演奏動画が話題だった。Diego El Cigala版はイントロの直後やCoro Canta前などに1ClaveのBrakeが入る。

パプリカ / Conjunto Domestico Original Arrange
ERIKO提案歌唱。子供たちに大人気の曲をShihoによるMerrengueアレンジ。
2019年9月ららぽーと名古屋みなとアクルス開店一周年記念「LOVEラテンフェスティバル」初演。

2020

2020年は2月の小瀬澤祭のみ。初演2本。

Si No Eres Tu /Don Pedro Flores, Ray Barretto
Dejito提案。オセロドリゲス歌唱、Dejitoとしてはこれで2ndo Vozをやるのが長年の夢だった。
Don Pedro Flores作のBoleroで、Tipica ’73をはじめ、数々のバージョンが存在するが、基にしたのは、1982年Ray Barretto楽団「Rythm of Life」に収録されたRay De La Paz(1era voz)、Luis Gonzales(2ndo voz)歌唱版。こういったBoleroは、得てしてストリングスが入りがちだが、ホーンセクションでのフルオルケスタアレンジ。

Agua Que Cae del Cielo (Lluvia) /Son 14
オセロドリゲス定番曲のLluvia、Los BorrachosではWillie Rosario版だが、そこをオリジナルSon 14版で取り上げた。
イントロからヒラウタに入る直前からTrapのある曲。Dejitoがこれも勝手に2ndo vozを担当した。
2022年からマーク近藤歌唱。
Domestico初回ライブから1990年代はLouie Ramirez y Ray De La Paz版で取り上げたのは前述のとおり。